教室空間は学びの履歴(2)教室空間編【1】
教室掲示で大切にしているのは
教師が意図的に掲示する空間
→学習の成果物の共有化
→学習のプロセスの視覚化
子どもの係活動の場
→情報の共有化
→季節感
である。

| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
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教室掲示で大切にしているのは
教師が意図的に掲示する空間
→学習の成果物の共有化
→学習のプロセスの視覚化
子どもの係活動の場
→情報の共有化
→季節感
である。
「先生、漢字のテストがあるときは、あの掲示ははがさんといけないよ」
「おーー、そうだね。何気なく貼っているけど、よく見てるねえ。分かった。そうしようね」
昨日の休み時間の会話である。
学期末に入り、テスト回数が日々多くなっている毎日。子どもも教師も学習のまとめに向けて一生懸命。そんな中の教師と子どもの会話の一コマである。
見ていないようで、結構掲示物をしっかりと見ていることがわかる。
私は、教室空間をとても大切にしている。
教室空間は、子どもにとっても教師にとっても、ともに自分たちの学びの場である。だから、どのようにデザインすることが自分たちにとってよい空間となり得るのかを考えて、空間作りをしている。
空間は大まかに、ベランダ空間、教室内空間、廊下空間の3つに分けられるが、今回は「ベランダ空間」について書こうと思う。
今年度になって新たにやっている掲示について書きます。
-------------
まず、一つ目は、教室ではないのですが、教室の入り口のすぐ横の廊下の壁に、1~6年生までの学年別新出漢字一覧(ワークテストの付録のCD-ROMのデータ)をA3に拡大して掲示しています。(4年生までは、アイウエオ順の一覧で5・6年は習う順番の一覧にしています)
一番最初の授業で、今年の子どもたちが漢字を苦手にしている子が多くいたので、少しでも、漢字に親しむ環境をと思い、子どもたちが一番目につく場所に掲示しています。
もう一つは、名付けて「覚えているかな? チェックシート」を掲示しています。
5年生理科では、たいていの教科書で魚の発生や成長について扱う単元がある。この学習のために、教室内でメダカや金魚を飼っているクラスも多いのではないだろうか。
この学習で最初に押さえておきたいことは、魚の体のつくりを理解し、オスとメスを見分けることである。
ここがきちんとできていると、以後の成長過程を主体的に観察できる。
久しぶりにクラスの席替えをしました。座席も教育環境の一つ。席替えの方法は、くじを使ったり、希望を取ったりと様々ありますが、今回は私がすべての座席を決める形を取りました。4年生の1学期ということで、まだまだ自分中心の子どもがいたり、自分の好き嫌いだけで行動してしまう傾向が見られたからです。
座席を決めるにあたっては、次の2点に注意しました。
ただ、そうした配慮をしているとはいえ、子どもたちには分かりません。そこで子どもたちと一緒に、席替えの大切さを考えてみました。
学習環境を整えることはとても重要だ。
子どもたちが、わくわくどきどきしながら楽しんで学べる空間、疲れた心をほっと休める空間、何かやりたいときには、タイムリーに動ける空間・・・等、子ども目線で構築していきたい空間である。
大人だって、働いている空間ってすごく重要だ。そこには、一番難しい人的環境もあるが・・。
さて、学級開きにはがらーーんとして味気ない空間だった教室も少しずつ人が住んでいる! って実感できるような空間に変化してきた。
●教室前
黒板の上には、子どもたちが描いた自分の顔。
中央には学級目標。左には学校目標、右には
学年目標を掲示している。
●教室前の左側
テレビとビデオデッキ。
下の棚には、調べ学習用や子どもたちの活動
記録のビデオ。毎朝、毎夕の歌を歌う時用の
デッキ。そして、さりげなく花をおいている。
●教室前の右側
朝の会、帰りの会の流れや給食当番、掃除当
番等の係関係の掲示物。
学校、学年、委員会及び学級便り等も掲示して
いる。
下には本棚があり、休み時間自由に子どもたちが
読めるようにしている。本棚は後ろにもあるが、前は総合等で
使う調べ学習用の図書。後ろは、物語やクイズ本等の様々な
ジャンルの本を置いている。
●教室の後ろ
一週間のめあてや毎日のめあてを書くコー
ナーや一週間のスケジュールを書くコーナー
等を用意している。ここは、係が管理運営
している。黒板の上には、今は子どもたちの
自己紹介カードが写真付きで掲示してある。
もうそろそろ張り替え時である。だいたい、
月ごとに掲示物はかわる。ただし、総合等の活動用にある
一定期間掲示するものもある。
●棚の上
テストファイル2種類(日々の学習プリントと
総括的評価でのテスト)や花瓶、水槽等が
置いてある。
●ベランダ側
教室の後ろには教卓。横にコンピュータ。
ベランダには、草花が鮮やかな花を咲かせ
ているプランターを置いている。
●机の並べ方
学級開き2日目から、コの字型である。
よさは、互いの顔をいつも見合える。教師が、
授業中に机間巡視をする際、効率よく動ける。
よく全面にある教卓は置かない。子どもとの
境界線はなし!
昨年などは、「ちょっといいですか・・・」なんて、
子どもが自然と黒板に出てきて説明を始めるシーンもあった。
前面に何もないのは案外、子どもにとっても開放感があって
いいのかも・・・。
ここに挙げた教室環境はあくまで現状。もちろん問題点もいっぱい。これから、子どもたちと相談しながら、教室環境も整えていきたいと思う。
/瀬戸内桃子
教室掲示で大切にしているのは
教師が意図的に掲示する空間
→学習の成果物の共有化
→学習のプロセスの視覚化
子どもの係活動の場
→情報の共有化
→季節感
である。
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「先生、漢字のテストがあるときは、あの掲示ははがさんといけないよ」
「おーー、そうだね。何気なく貼っているけど、よく見てるねえ。分かった。そうしようね」
昨日の休み時間の会話である。
学期末に入り、テスト回数が日々多くなっている毎日。子どもも教師も学習のまとめに向けて一生懸命。そんな中の教師と子どもの会話の一コマである。
見ていないようで、結構掲示物をしっかりと見ていることがわかる。
私は、教室空間をとても大切にしている。
教室空間は、子どもにとっても教師にとっても、ともに自分たちの学びの場である。だから、どのようにデザインすることが自分たちにとってよい空間となり得るのかを考えて、空間作りをしている。
空間は大まかに、ベランダ空間、教室内空間、廊下空間の3つに分けられるが、今回は「ベランダ空間」について書こうと思う。
今年度になって新たにやっている掲示について書きます。
-------------
まず、一つ目は、教室ではないのですが、教室の入り口のすぐ横の廊下の壁に、1~6年生までの学年別新出漢字一覧(ワークテストの付録のCD-ROMのデータ)をA3に拡大して掲示しています。(4年生までは、アイウエオ順の一覧で5・6年は習う順番の一覧にしています)
一番最初の授業で、今年の子どもたちが漢字を苦手にしている子が多くいたので、少しでも、漢字に親しむ環境をと思い、子どもたちが一番目につく場所に掲示しています。
もう一つは、名付けて「覚えているかな? チェックシート」を掲示しています。
5年生理科では、たいていの教科書で魚の発生や成長について扱う単元がある。この学習のために、教室内でメダカや金魚を飼っているクラスも多いのではないだろうか。
この学習で最初に押さえておきたいことは、魚の体のつくりを理解し、オスとメスを見分けることである。
ここがきちんとできていると、以後の成長過程を主体的に観察できる。
久しぶりにクラスの席替えをしました。座席も教育環境の一つ。席替えの方法は、くじを使ったり、希望を取ったりと様々ありますが、今回は私がすべての座席を決める形を取りました。4年生の1学期ということで、まだまだ自分中心の子どもがいたり、自分の好き嫌いだけで行動してしまう傾向が見られたからです。
座席を決めるにあたっては、次の2点に注意しました。
ただ、そうした配慮をしているとはいえ、子どもたちには分かりません。そこで子どもたちと一緒に、席替えの大切さを考えてみました。
学習環境を整えることはとても重要だ。
子どもたちが、わくわくどきどきしながら楽しんで学べる空間、疲れた心をほっと休める空間、何かやりたいときには、タイムリーに動ける空間・・・等、子ども目線で構築していきたい空間である。
大人だって、働いている空間ってすごく重要だ。そこには、一番難しい人的環境もあるが・・。
さて、学級開きにはがらーーんとして味気ない空間だった教室も少しずつ人が住んでいる! って実感できるような空間に変化してきた。
●教室前
黒板の上には、子どもたちが描いた自分の顔。
中央には学級目標。左には学校目標、右には
学年目標を掲示している。
●教室前の左側
テレビとビデオデッキ。
下の棚には、調べ学習用や子どもたちの活動
記録のビデオ。毎朝、毎夕の歌を歌う時用の
デッキ。そして、さりげなく花をおいている。
●教室前の右側
朝の会、帰りの会の流れや給食当番、掃除当
番等の係関係の掲示物。
学校、学年、委員会及び学級便り等も掲示して
いる。
下には本棚があり、休み時間自由に子どもたちが
読めるようにしている。本棚は後ろにもあるが、前は総合等で
使う調べ学習用の図書。後ろは、物語やクイズ本等の様々な
ジャンルの本を置いている。
●教室の後ろ
一週間のめあてや毎日のめあてを書くコー
ナーや一週間のスケジュールを書くコーナー
等を用意している。ここは、係が管理運営
している。黒板の上には、今は子どもたちの
自己紹介カードが写真付きで掲示してある。
もうそろそろ張り替え時である。だいたい、
月ごとに掲示物はかわる。ただし、総合等の活動用にある
一定期間掲示するものもある。
●棚の上
テストファイル2種類(日々の学習プリントと
総括的評価でのテスト)や花瓶、水槽等が
置いてある。
●ベランダ側
教室の後ろには教卓。横にコンピュータ。
ベランダには、草花が鮮やかな花を咲かせ
ているプランターを置いている。
●机の並べ方
学級開き2日目から、コの字型である。
よさは、互いの顔をいつも見合える。教師が、
授業中に机間巡視をする際、効率よく動ける。
よく全面にある教卓は置かない。子どもとの
境界線はなし!
昨年などは、「ちょっといいですか・・・」なんて、
子どもが自然と黒板に出てきて説明を始めるシーンもあった。
前面に何もないのは案外、子どもにとっても開放感があって
いいのかも・・・。
ここに挙げた教室環境はあくまで現状。もちろん問題点もいっぱい。これから、子どもたちと相談しながら、教室環境も整えていきたいと思う。
/瀬戸内桃子