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2008年7月 2日 (水)

心の窓をオープン! ~日記指導について~

Shimadu 学級は、家族的集団なおかつミニ社会的集団であると考えている。
教師は親的存在であるとともに、集団での規律を守れる人として指導する立場でもある。
子ども一人一人を理解し、認め励まし、支えていかなければならない。

言葉で言うのは簡単。これを実践するのはとても困難である。
まずは、子どもを理解しないことには認め励ます、そして支えるなんてことはできない。

教師も一人の人間である。つい自分眼鏡で物事を見て、それを基準として子どもの見方・考え方を判断してはいないだろうか。

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いろいろな子どもを理解する手アイテムの中で日記はとても効果的であると思う。
ただ、子どもを理解するために日記を書かせるとなると、そこに子どもの思考が表現されている事が重要である。

言葉で子どもたちに説明したらよいというものではない。

私は次のようなことを大切にして実践している。

  1. 必ず1ページ以上の分量を書く
    ただし、文章のつながりを意識しなくてよい。
    自分が思ったことをそのまま文字化及び文章化する。

  2. テーマを与える
    4月は、
    「こんな●年●組」にしたい
     →子どもたちがどのような学級にしたいという思いや
      願いをもって進級してきているのかを知り、この一年
      の学級経営のあり方を考えるヒントにする。
    「●●先生」
     →担任のイメージをどうとらえているのか。
    「自分の家族」
     →子どもは家族をどのように思い、考えているのか。
      それによって、学校での支援の在り方を考える。
    というような感じである。
    また、月の最後は「●月を振り返って」をテーマにし、自分を見つめ直し、次への課題を見つけるような機会を与える。

  3. 1学期の前半は、子どもを理解する上でも週に2~3回は書かせる

  4. コメントは、1ページ近く書く

とくに、4はかなりの労力である。しかし、子どもたちに1ページ以上と要求するからには、教師もそれなりのコメント量があるべきである。また、そのコメントから、子どもは教師の人間性にふれる。

日記を返されると、子どもたちは必ず先生のコメントを読んでいる。
先生からの自分に書かれるコメントはとてもうれしいのである。なぜなら、自分と教師の一対一でのコミュニケーションだからである。
いつもは、一人と話をしているといっても、必ずそこには取り巻きの子どもたちもいる。
(フリートーク週間での個別の面談は別であるが・・・・)

教師のコメントの書き方もかしこまらず、ざっくばらんに書く。時には絵も書いたりする。
例えば、子どもが日記を書いた日に「今日は、実はぼくの誕生日です。」なんて書いてあったら、誕生日ケーキを書き、そこに年の数だけろうそくを立て、「おめでとう!」なんて書いたり、喜んでいる自分の似顔絵を描いたり・・・・。

子どもは、教師自らが子どもに寄り添って来たことを感じたとき、「わー、日記って先生とわいわいおしゃべりするところだ。」と実感し、その後の日記の内容も変化してくるように思っている。

とはいえ、日記を読んでコメントを書くのに2時間~3時間はかかっている。
大変だけどやめられないのは、日記が子どもを理解するのにとても重要なアイテムだと位置づけている自分がいるからである。

/島津桜子

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