学級目標について
天草四郎です。
島津先生に続いて、私の学級の「学級目標」について。
-------------
学級目標の作成にあたって、子どもたちには、前日から「こんな学級にしたいな」というのを言葉にして考えておいで、と予告しておきました。
そして翌日、いよいよ目標作成の開始。全員(と言ってもたった10人ですが…)に付箋紙を配って、
「3分間にできるだけたくさん書く」
「なるべく他の人が書かないようなことを書く」
という条件のもとに、作業開始。
3分後、多い子で10枚、少ない子で3枚のカードが書き上がりました。これを、少ない子の順に前に出て、みんなの前で発表。同時に、ホワイトボードに、似ている言葉は近くに、似ていない言葉は遠くに貼っていきます(イメージマップを書く時の要領)。
もし同じカードの子がいたら、その場で「同じです!」と言って、貼り重ねます。
これを最後の子まで繰り返していくと、
みんなが大切にしたい言葉が、次第に明らかになってきます。
それらを、
「これは、ごく当たり前のこと」
「これは、一人一人が考えてがんばること」
「これは、みんなで考えてがんばること」
などの意見を出し合いながら、3つのグループに。
そして、それぞれのグループで順番を変えたり言葉を補ったりしながら、文にしていきます。
こうして出来上がったのが、
「明るく元気で楽しいクラスにしよう」
「みんな仲よく助け合おう」
「最後まであきらめないでがんばろう」
という3つの目標です。
この方法のいいところは、多少なりとも全員の考えを盛り込めるので、みんなが自分たちの目標だという意識を強く持てることです。これは、1年からずっと同じ少人数のメンバーで来ている本学級のような子どもたちにとって、「しっかりした○○ちゃんがそう言っているから、これを学級目標に…」という雰囲気を払拭する上で、重要です。
反面、どうしてもみんなの好む口当たりのいい言葉が残っていきますから、例年似たような、余り具体性のない目標になってしまいがちです。
その辺りを防止するには、適宜担任がアドバイスを与えていく必要がありますね。
/天草四郎


